こどもを上手に撮ってあげよう

上手な写真を撮るためのコツ

上手な写真と一言に言っても見る人によってその捕らえ方には大きな違いがあると思います。

 

何気ない一瞬をとらえたり、目の前の光景をドラマチックに表現できている写真等、人そ
れぞれに感じ方はありますが、撮影者のオリジナリティーがその写真にあるかどうかというと
ころが大きいのではないでしょうか。上手にみえてもどこかでみたような写真ではやはりつ
まらないし、子供やペットの写真の場合には、
撮影者とモデルの楽しい時間を感じることができる写真が一番上手な写真に感じると思います。

 

つまり写真を誰かに見てももらう上で大切なのが撮影者の視点です。

 

その視点をはじめのうちは見つけるのが難しく、だれでも撮れるような写真ばかりになってしまって、
自分で見返していても つまらないものばかりになってしまうこともあると思います。

 

なんでこんな写真を撮ってしまったんだろうと落ち込むこともあると思いますが、
撮影するときの視点を全く違った表現をしてくれてオススメしたいのが、マクロレンズです。

プロっぽい写真がかんたんに取れる【マクロレンズ】

マクロレンズとは、被写体に対してかなり近くまで寄ることが出来るレンズです。
近くに寄れると 画面いっぱいに大きく被写体を写すことができるようになります。

 

花や物を画面いっぱいに入れようと近くに寄ると、ピントが合わずにシャッターが切れないという経験をしたことはありませんか? マクロレンズなら被写体までの距離を数十cmまで近づいてピントを合わすことが出来ます。
またこのレンズを使えば、 被写体の中の自分が気になったところだけピントを合わせてその他をぼかすこともできます。

 

例えば、綺麗な花があったとして、通常のレンズでは1本の花全体にピントが合ってしまっていたところ、
花びらだけや雌しべだけにピントを合わせて他の葉や茎はボケさせるといった具合に撮影者の視点を持ち込むことができます。

 

テーブルなどに並んだ料理の写真で手前の料理にだけピントが合っていて、後ろにある食器はボケているような写真は
このマクロレンズで撮影しているケースが多いんですよ。

 

子供の表情を撮るなら【目だけにピント】を合わせてドラマティックな演出をすることも可能です。

単に画面に大きく写せるだけでなく、ボケも綺麗に撮れるので使い方によっては芸術的な写真ややわらかいイメージの写真が表現できます。

 

プロのような上手な写真を撮るには、構図やライティングなどさまざまな知識が必要になりますが、
マクロレンズを使えば今までと一味違った、見た人に「わ〜、上手だね」といわせる写真を撮ることができますよ

 

マクロレンズが気になった方は、店頭やカタログ等で作例をぜひチェックしてみて
ください。カメラバッグに一本忍ばせておくと面白いレンズです。