子供やペットを上手に撮影する方法

『子供やペットを上手に撮影したい、カメラ初心者へ』
生き生きと走り回る子供や、ペットの姿を撮影したいとカメラを始める方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
動きの早い被写体を撮影するときに一番注意したいのが、「ぶれ」。
【ブレ】には大きく分けて、2つの種類があります。
●カメラのブレ
撮影者がシャッターを押す際にカメラや手元が動いてしまうことによっておきるブレ
●モデルのブレ
被写体がシャッターを押す時に早いスピードで動いていることによっておきるブレがある
子供やペットを撮影する場合におきるのは後者のモデルのブレの場合が多いと思います。
意図的にぶらして撮影する方法もテクニックとしてありますが、意図しない場合はぶれていない写真の方が
上手に撮れている印象がでます
。
では、動き回る被写体、子供やペットを追いかけながら、ブレがおきないように撮影するためにはどの
ようにしたらよいでしょうか。
『決定的な瞬間を写す』にはシャッタースピードが重要!
動きの早い子供やペットカメラを上手に、ブレずに撮影するにはカメラの設定を変えるのが一番簡単です。
一眼レフカメラを始めて間もない方は、撮影モードをオート(ダイアルがAの位置)だけにして使っている方が多いのではないでしょうか。
子供の撮影時にはこのモードをシャッター速度優先オートに切り替えるとブレを抑えた写真を撮ることができます。
子供が早く動いてもそれ以上に早い速度でシャッターを切ってくれるのでブレない瞬間を写真にすることができるんです。走ってる時の表情や滑り台を滑ってる時の笑顔、プールで水遊びしたときの水しぶきなどもブレることなくきれいに写すことができます
シャッター速度とは、シャッターボタンを押す際にファインダーから見えている風景を【センサーに記録させる時間】のこと。この時間が長いと、被写体の動いた分だけ残像のように重なって記録してしまい、これが写真のブレとよばれるものになります。

↑シャッター速度を早くすると髪の毛までブレずに撮影できます!
メーカーによって、モードの呼び方・設定方法に多少違いがあるので注意してください。
子供の撮影ではシャッタースピードはなるべく早く設定しましょう。
子供がかけっこや鬼ごっこなどで走り回る姿を撮影するなら、シャッタースピードの設定は【1/1000秒】くらいがベストです。プロカメラマンがマラソン選手やスポーツ選手を撮影する際のシャッター速度はおおよそこのくらいです。
(各カメラマン、天候やその他条件、撮りたいイメージによって、
設定は変わります)
子供やペットを上手にブレなく撮影するためにこの設定方法を試してみてはいかがでしょうか。